より安い値段で、より良い物件を購入するためには物件の適正な価格を判断することが重要です。今まで、中古物件の価格情報は、広告など売り手の「言い値」がほとんどで、販売価格が妥当かどうか判断しにくいのが実情でした。この事態を打開するためには以下の方法を利用すると良いでしょう。
1.不動産流通業者による実勢価格公開
2006年秋から不動産業者で組織する全国の不動産流通機構が、中古の住宅やマンションの最新の実勢価格を、インターネットで無料公表することになりました。
実勢価格を公表するのは、東日本、中部圏、近畿圏、西日本の4地域に設けられている不動産流通機構で、4機構の共通ホームページである「レインズマーケットリサーチ」上で行われます。利用者がホームページで、建物の種類や地域、間取り、築年数などの条件を設定すると、該当する最近の取引の売買価格と物件の面積が、1件ずつグラフ上に表示されます。
2.希望条件に近い物件との価格比較
マンションを購入する際、現在の市場価格も大事な目安となります。希望の条件に近い物件の相場を参考にして、購入資金の目安をつけましょう。
例)購入資金2300万円の場合
都心部 品川駅徒歩8分 築27年 2DK 専有面積43m² = 2280万円
郊外 大宮駅徒歩2分 築16年 4LDK 専有面積95m² = 2300万円
このように同じ価格帯であっても、立地条件や築年数によって間取り、専有面積が大きく異なります。購入を決めるためには、自分が住居に求める条件を整理する事が肝要です。また物件によっては、その後の管理費、維持費、資産価値の上下にも大きな差があるので、価格のみならず、それらの要素も含めて比較検討する必要があります。